1940年代前半、第二次世界大戦中に
アメリカは戦争に使用する物資に力を入れるため、
衣料品に用いる素材や金属類の部材簡素化を国内企業に命じる、
戦時製品監督局による規制が入りました。

監督局に無駄と思われる部分は徹底的に制限された結果、
ワークウェアの各部は簡素化するしかありませんでした。
それに加え、ベテランの縫製職人達は軍服の製造を中心に製造し、
それ以外の製造はまだ技術の乏しい縫製員が行っていました。
そのため、不格好な縫製具合をしていましたが、
やり直す事も制限されていたことから、
そのまま製品として収められていました。

ダルチザンではその当時の
不格好な縫製や簡素化されたディティールを再現し、
生地に豊田自動織機“G3”で織り上げた
14.0ozの右綾セルヴィッジデニムを使用する事で
当時の無骨で荒々しさのあるデニム地と
くすんで酸化したようなインディゴブルーを表現しています。

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